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その3 スターライトカフェが提供していた「幻のサウンド」

★スターライトカフェが、「北海道No,1を」目指して、力を入れていた「3本柱」の最後の項目が、独自の技術によりチューニングが施されていた音響設備です。

 

世界で唯一の「オリジナルチューニングされたオーディオ機器」が奏でる心地よい音楽は、演奏するジャンルを一切問いません。

 

 

身体が勝手にスイングし、タバコの煙が香ってきそうなJAZZはもちろんの事、雄大で緻密なオーケストラが奏でる名曲、クラッシックなども難なく、むしろ他店などでは決して真似のできないクオリティを持って悠々と演奏しておりました。

楽器構成などが単純なPOPSなどは、録音やミキシング技術の良し悪しまでが明確に判ってしまうほど、ある意味「録音が悪いものは、虫眼鏡でその悪さを露呈するべく」嫌味なほどに厳格かつ忠実に再現しておりました。

​(録音やミキシングが悪い楽曲は、正直、聴くに堪えません)

どんなものでもソコソコ適当に再生出来るシステムは、他店にも数多くあれども、ここまで厳格に音楽というものを再現出来るシステムを置いているお店は、いくら北海道広しと言えども、店舗としては他には無いと思われます。

「スターライトカフェ」というお店には、どれだけ多額のお金を掛けようが、独自のチューニングにより、他店には絶対に真似の出来ない「身体全体で感じることが出来るサウンド」が有りました。

その辺に存在する多額のコストを掛けて専門業者に組んでもらった「成金オーディオ」とは、その存在の意義から、システム構築の考え方まで「根本」が全く違うものなのです。

「余程の馬鹿耳」でない限り、実際にサウンドを少々聴いていただくだけで「明確な違い」として、次元が違う圧倒的なまでの差というものを感じて頂くことが出来るかと思われます。

旧スターライトカフェの店主がまだ高校生だった頃、ハンダごてを片手に家電製品を修理したり、自分で基盤をエッヂングしたりと、電気工作が得意な「オーディオ小僧」でした。

お金が無いなりに、自前の安価なオーディオ機器を改造して、「生音に近いリアルサウンド」を目指し、試行錯誤をしておりました。

木工工作は、あまり得意では無かったので、さすがにバックロードホーンスピーカーを作ったりまでは致しませんでしたが、その頃、各出版社から出されていたオーディオ雑誌を立ち読みなどで読み漁り、長岡鉄男氏の真似事は、良くやっていた記憶がございます(笑)

当時、自分のシステムに対して行なっていた今から「約40年前」に既に施していたチューニングは、今となっては全てを思い出せないほどの沢山の項目がございました。

ほんの一部の「覚えている項目」だけ、掻い摘んで列記しますと…

・万能型、POPS、ロック、クラシックと、音楽ジャンルに合わせたカートリッジとシェルを用意して、使用するリッツ線も各ジャンルに合わせたものを使用

・スピーカーケーブルは、純度99.99%のLC-OFC(線結晶無酸素銅)ケーブルを最短距離で結線(現代で言うところの天然のケーブルリフティング😂)

・各オーディオ機器類やスピーカーキャビネット内の内部配線をより良質のケーブルにスワップ(直流部には銀線を採用)

・内部配線交換に伴い、場所に応じてハンダのやりなおし

 (銅入り、銀入り、音響設備用ハンダを場所に応じて使い分け)

・各オーディオ機器内の品質の悪いパーツをオーディオ用の高音質パーツに交換
 

・各コンデンサー類にナノカーボンコーティング処理

・振動等に弱いパーツに対して防振補強(レジンやエボキシ樹脂)

・インシュレーター交換(場所に応じて木、真鍮、ステンレス)

・各端子、ボリューム、接点類に導通改善処理

・ヒューズの定格をそのままに、より高品質なものに交換

・各機器の電源部を強化

…など、など、自分の感覚を信じて、実聴により音の変化を楽しみながら、数々の改造を行いました。

 

電源部の強化は、現代のデジタルソースが主流の時代でも音質改善に有効な手段の一つだと感じている次第です。

学生だった当時、これらの寄せ集めのカスタマイズを施したサウンドは、果たしてどうだったのか?

学生の頃、友人達が遊びに来て、私の部屋に入るのですが、大抵の場合、オーディオコンポからFMラジオを適当に流しており、たまにCMやドラマ仕立ての番組が流れるのですが、かなりの確率でスピーカーの音と生音を勘違いしておりました。

 

間違えが多かった音を以下に列記すると…

 

電話音:「友:電話鳴っているよ?」「私:ラジオだよw」

サイレン音「友:あ、救急車止まった!」「友:火事?!」「友:あ、パトカー?」「私:ラジオの音だよw」

雨音:「友:雨降って来た?」「私:ラジオの効果音ですw」

チャイム音:「友:お客さんだよ」「私:効果音ですw」

(チャイム音によっては、私も騙された事あり)

クラッシュ音:「友:あ!事故!?」「私:大丈夫だw」

 

…など、など―

特に自然音などは、持ち主である私も含めてまんまと騙される事が多かったのは事実です。

 

デジタル化されたソースの違いか、何が違うのかは未だにハッキリとは判りませんが、その時の異様なまでに生々しい音には、今のお店のシステムでも、まだ追いつけていないというのもまた事実であります。

お客様が「はっ?!」となって、周囲をキョロキョロとするほどの生々しい音が必要ではないという事もございますが、かつての自分が手掛けたチューンドオーディオは、それほどの実力を秘めたシステムでした。

(国産チューンドカーが、フェラーリ様を楽々とぶっちぎるのに似ています)

 

そんなハナタレ改造小僧が大人(オヤジ)になり、当時の「夢を形にした」のが当店のシステムで、小僧だった頃に涎を垂らしてみていた「夢のシステム」が、ご来店して頂いたお客様に対して心地よいサウンドを提供しておりました。

世界一流の「本物」、心からおすすめ出来る「良いもの」であればあるほど…

「皆で共有して楽しみたい」

スターライトカフェの原点となる「想い」が「形になったもの」の一つであります。

私が知る限り、北海道内のお店で唯一、30年前のバブル期に生まれた当時の世界最高峰であったJBLのスピーカー「Project K2 S9500」

それをパワフルかつ繊細にドライブするのは、合計出力1000Wのマッキントッシュに代わって、たった18W✖2程度の真空管アンプです。

決して、価格やパワー、スペックなどでは語る事が出来ない不思議が、このオーディオの世界にはございます。

わずか18W程度でも、以前のマッキントッシュよりも力強いサウンドが得られております。

出所は秘密ですが、「世界でたった5組しか存在しない」特別な真空管アンプ・・・これを、独自の技術と世界最高峰のパーツによってブラッシュアップする事で、「世界で1組しか存在しない唯一の真空管アンプ」に仕上げました。

 

このお店を創るにあたり、お世話になった不動産仲介の女性の社長さん、そしてデザイン会社の女性の社長さんと女性設計士さん。

 

不思議なご縁の連続で出来上がった当店ではありますが、

この「希少なアンプ」との出逢い、これも不思議なご縁のひとつであります。​

「Project K2 S9500」も真空管の王様と呼ばれた「300Bの真空管アンプ」も当店独自のオリジナルチューンですので、そこから放たれる音は、決して誰にも真似することなど出来ない、まさしく世界で唯一、孤高のサウンドなのです!

「Project K2 S9500」の秘めたる恐るべきポテンシャルを思えば、まだまだ100%の音ではありませんが、「機器達が持つ本来の性能を引き出し、より良い心地の良い音を目指して」、今後も店主自らこだわりを持って、日々、音響設備の改良チューニング&セットアップを進めております。

このページをご覧になって、興味をお持ちになったお客様、

聴覚の範囲を超えた「超ワイドレンジ」のサウンドを一度体験してみてください。「サウンドBAR」という新たなるジャンルを掲げ、当店では、耳だけではなく「心と身体で感じられる音」を目指しております。

 

 「百聞は一聴にしかず」

 

他店には決して真似できない「心地よい音色」にどっぷりと浸る「サウンド浴」を自らの身をもって体験してみてください。

 

「音楽が持つ不思議な力」で、皆様に「癒し」をお届け出来れば幸いに思います。

・・・これが、今はで幻となった「スターライトカフェ」がお客様に提供していた世界で唯一のサウンドでした。

 

お店で提供していたかつてのサウンドは、残念ながら二度と戻りませんが、現在違う形にて「癒しのサウンド」を選ばれた一部の限られた方だけにシェアをするようにしております。

                 旧スターライトカフェ 店主

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